ゲームのプレイ日記 アトペス #3

こんにちは。びこ太郎@bikotaroです。

続きものです。

以前の記事は以下となります。

今までの流れをざっとおさらいしておきます。


・このゲームは、「アトペス」と作者が呼んでいる、存在の説明とのこと。

・#1では、その序章として「ウサギクロニクル」という、ウサギが月と友達になりたいという夢を実現させるという夢を叶えるために、戦いを繰り返すという内容のシューティングゲームをプレイしました。しかし、そのゲームは”アニマ2という女性がプレイヤーを通してプレイしているものだったのです。

・#2では、アニマの世界を探索し、”チャンス”という遮断器と会話したり、パズルゲームに興じたりします。2つほどゲームをクリアし、愉快な仲間たちとの対話を済ませたあたりまでプレイしました。次は、小説を読むことになっています。


はい、それでは小説を読んでいきましょう。

タイトルは、「世界で一番近い場所」です。



とりあえず第一の部屋へ入ると、私は、”観測者”であると告げられます。

読み進めると、3人の目覚めを観測しました。内容をまとめると


◆第一の部屋
 3人の目覚めを観測。全員男性
  ・ハルト
   二十代半ばくらい スーツ姿 記憶喪失
  ・リョウスケ
   二十歳程度 金髪パーマ
  ・ユウマ
   少年 おかっぱ頭で学ラン 記憶喪失

 四畳半ほどの狭い場所
  ・灰色のコンクリートの壁
  ・出入り口に黒い扉
  ・窓がない
  ・床は白いタイル


3人の若者が集まりました。言葉も通じ、コミュニケーションはばっちりのようです。ロケーション的に脱出でもするのでしょうか。


 彼らは扉の横に黒いボードを発見する
  ・謎掛けっぽい文字が書かれている
  ・「3つのボタン。扉が開くのは1つだけ。残りの2つは押したら危険」
  ・赤・青・緑の色
 ポケットにカードを見つける。そこには彼らの役割が
  ・ユウマ:妄想者
   あなたは、不完全にですが、仲間を理解することができます。
  ・ハルト:理解者
   あなたは、たぐいまれなる想像力の持ち主です。
  ・リョウスケ:説明者
   見たこと、聞いたこと、考えたことを、あなたは説明することができます。


各々の役割を理解し、協力して進めていく必要があるみたいですね。私もあくまで一登場人物であり、物語の一部であると。

リョウスケが観測したものはリンクとなり、それぞれのボタンの説明が読めました。

一番怪しくなさそうな、青のボタンを選びます。



はい、無事次の部屋へ行けました。



大体ルールがわかってきましたね。昔似たような小説で遊んだことがあります。その時は別に紙を用意して何やら現在の状態を記録しました。そういう要素も今後あるかもしれませんね。

それと、先程から黒い背景に白文字で書かれている文章がありますが、コピーすると画面表示されている文字と異なる文字列になりました。

今のところ内容は以下です。後で謎解きに使いそうな気がします。


1.では。まうォあ_ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTU
2.』、そえせルな_ABCDEFGH


第二の部屋では、”この部屋からでること”が投げかけられます。あえて平仮名なのが気になりますね。



ハルトは理解者なので、プレイヤーのブラウザの状態を理解しています。やりますね。

そして、ユウマが思想にふけると扉が突然発生しました。



そして三番目の部屋へ進みます。

しばらく探索していると、ハルトから観測者であるプレイヤーへ対して指示があります。



URLを書き換えろ、とのことです。やってみます。

すると、違うページに飛びました。彼らが鍵を持っている世界へ移動したようです。



“小さい”鍵と文字を入力できるようになっているのが気になりますね。

四番目の部屋へ入ります。



偽物が紛れているとのこと。



リョウスケの観測がいつになく細かいです。Mじゃない文字でも探してみましょうか。

テキストエディタでMを除外するとあっさり見つかりました。”N”が。



答えがわかっていれば、前のページに戻って「小さい」を書き換えろということでしょうか。参った。”N”だけだとまだ半分しか解けていないとみました。

「捕まえる」というのはどう考えればよいのか。うーん。

M → 小さい N→ ???

アルファベットだとNはMの次ですね。もしくは、MをNに変えるとかでしょうか……。なかなか出てこないですね。Mは一旦忘れてもよいかもしれません。

答えを想像して逆算すると、大きさ、形、色などを表すものになりそうですね。

そしてなんやかんやで見つけました。先入観が誤っていたパターンだったので、立ち戻って考えるのに時間がかかっちゃいました。私もまだまだ甘いですね。



”黒い鍵”です。いやあ、アルファベットそのものに意味は無かったんですね。

次の部屋です。別の世界線の四番目なので次かどうかは議論の余地がありそうですが。



仲間外れの道具を見つければいいみたいです。淡々と探すと、答えは”メモ帳”でした。



遂に五番目の部屋です。



白い文字をコピーしてこいとのこと。実は上の方で気付いてたので集めておりました。


1.では。まうォあ_ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTU
2.』、そえせルな_ABCDEFGH
3.に『しをつダた_ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVW
4.なおてか』『は_ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVW
5.るもそえのし、_ABCDEFG
6.。いれるなょフ_ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ<>{}「」!#$%&’()=~『』


縦読み出来ますね。

「しょうせつ」を「おもいで」にすればよいみたいです。

これを……



こうすればいいみたいです。



よし、それではゲームに戻りましょうか。



アニマの手帳にも「世界で一番近い場所」が記録されています。確かに、結局部屋から出てはいなかったですね。



アニマの独り言が始まります。



そして外へ出ます。精神世界までやってしまったので、彼女の心の遷移が表現されている感じになってそうです。彼女は今変わりつつあるので、きっと不安定な世界であることでしょう。



ちくしょう、OT同盟ばかりではないか。

OT同盟の方はこの世界に一度しか登場しないというシステムです。



こいつ、罫線を完全に無視しているではないか。人の心はあるのでしょうか。こんな仕事をするヤツに、何も説かれたくありません。



アトペスの説明はそろそろ終わり、ということでしょうか。理解は大体終わり、彼との会話も味のないガムのように感じてもいますが、それでも終わって欲しくないものです。



そう、チャンスともう会えなくなってしまうから……。



寂しいですね。



タイトルが自己啓発本みたいでちょっと面白いですね。



彼のうんざりするほど冗長な説明が聞けなくなるのも寂しいです。



パソコンへでも向かいましょう。



高ぶる気持ちを胸に、ゲームを起動します。



次はタイピングゲームで、いきなりラストダンジョンへ行けるみたいです。



いきなりむっちゃ強いです。



早速心になりました。タイピングで世界を救うという内容のようです。コロコロコミック的でいい感じですね。

レベルがマックスだからかラスボスの女神も特に印象もなく倒せました。



すると、作者が語りかけてきて魂が解放されました。



5分くらいで終わったのでキーボードはボロボロにはなりませんでしたが、楽しそうなゲームの雰囲気が伝わってきました。さあ、アトペスへ戻りましょう。



アニマが語りかけてきます。




あらら、バレちゃいましたね。



元気(アトペス)があれば何でもできるということでしょうか。



多少解像度は下がってますが、チャンスの力に頼りましょう。なんだか一目見た時から、こうなるような気がしていましたね。



アニマは自分の意志で第一歩を踏み出すところなのですね。誰もがティーンエイジャーの頃経験したような、自分が自分になっていく感覚をアニマはこれから知るのでしょう。プレイヤーの分身と呼ぶには幼すぎますが、記憶を辿ればこんな日があったことを思い出せますね。忘れたとは言わせません。



次の画面。もう少しすんなり目覚めるかと思いきや、虹の橋でも渡るようなプロセスが彼女には必要みたいです。生きるも死ぬも同じことでしょうか。



我々の世界っぽいところへでてきました。サーモスのタンブラーと、一時期Amazonで上位に来ていたスピーカーのようなものが置かれています。先程までのアニマの机でしょうか。

画面に投影されている映像はライマン・フランク・ボームの小説のような雰囲気ですが、私は見たことがないものです。



インフレーションが始まりそうです。BGMはピンポン玉でサンプリングしていそうな音が混じります。殻を破る表現でしょうか。



増えました。



いくつかのメッセージと共にアトペスの正体が明かされます。

ですが、終始説明されていたので改めてここで知ったことは何もないですね。

そしてやっとオープニングにたどり着きました。長かったですね。

映像が始まります。





アニマが現世に受肉したようです。おめでとうございます。

ノリノリですね。この世に生を受けた喜びを全身を使って表現しています。

ここからが物語という感じがしてきました。アトペスの説明は終わりましたので。



これから始まるようです。

切りが良いのでここまでにしておきます。 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。